【 入院透析について 】
知多サザンクリニックでは入院での透析を行っています。
もともと他施設で外来透析を受けていた方でも、何らかの理由で通院での透析が困難になった場合などに、入院での透析を受け入れています。病状によっては長期の入院もお受けします。
別の病気で基幹病院等へ入院され、自宅復帰までのリハビリテーションを要する場合等には、当院で入院透析を行いつつ自宅退院が可能となった時点で、元の施設での外来透析にお戻り頂いています。
シャント手術に関して
透析治療が長期化するにつれて、シャントに狭窄・閉塞が生じた場合にも、院内での対応が可能です。
血管拡張はレントゲン室での透視下で行います。
血栓除去やシャントの再吻合・人工血管移植などの手術は、院内の手術室にて行っています。
隣接するメディカルサテライト知多にて外来透析に通っている方のシャント狭窄・閉塞に対しても、当院で対応しています。
透析導入
外来にて慢性腎不全が進行してきた方に対して、透析治療を開始しています。
透析治療の開始にあたっては、透析シャントの作成が必要で、当院でも入院にて手術を行っています。
緊急に透析を開始する必要がある場合には、一時的に血管に留置したカテーテルにて透析を開始し、その間に透析シャント作成の手術を行います。
その後、病状や透析の状況が安定してきたら、外来透析に移行してゆきます。
(当院では外来透析を行っておりませんので、継続可能な近隣施設へ依頼しています)
他院との連携に関して
知多半島医療圏の透析関連施設は、3ヶ月毎に半田病院に集まって“知多半島透析連携会”を行っており、当院も毎回参加しております。現在他施設で外来透析をされている方で入院透析を御検討の際には、今の施設から事前に情報提供を頂き、施設間で透析条件などの情報交換を行っていますので、まずは日頃通院されている透析施設にて御相談下さい。
また、当院入院透析中に別の病気が生じて他院での治療が必要となる場合には、西知多総合病院・常滑市民病院・半田病院などとの連携の中で治療を依頼しています。